どうなってんの? マントル細胞リンパ腫闘病記

2015年3月。脾臓の腫れから発覚した悪性リンパ腫。脾臓摘出・生検の結果、判明した病型はとりわけ手ごわいといわれ、 標準治療も定まっていないマントル細胞リンパ腫(MCL)だった…。 自覚症状のなさと医師のシビアすぎる診断とのギャップに頭の中はチンプンカンプン。いったい全体わたしの身体どうなってんの? MCLと闘う50代オバさんの記録です。

 

1. 入院準備

 

 

 半年も家を空けるとなると、いろいろと準備も必要になる。うちでは家事分担はあまりやっていなかったので、夫が困らないようにゴミだしルールを表にして壁に貼ったり、洗濯マニュアルを作ったりした。クリーニングに出せるものは出す、米や調味料などの食料品・夫のシャツや靴下などを買い足す、支払い用の口座に預金を移す。あとは何とかなるし、困ったとしても命を取られるほどのことはないだろう。

入院の荷造りは5月の脾臓摘出の入院で要領を得ていたので、あっさり準備できた。

残る懸念は長年肩より長く伸ばしてきたロングヘアをどうするかだ。ずっとおだんごヘアだったので、カットはいつも自前。美容院には7年くらい行ってない。入院するとなるとショートヘアのほうが楽だし、抗がん剤の副作用で脱毛するのである程度短くしておいたほうが良いだろう。
入院の前日、意を決して美容院へ出かけた。脱毛するまで2週間程度しかないが、良い匂いのシャンプーやトリートメント、久しぶりのショートヘアで気分もさっぱりし、戦闘意欲が湧いてきた。美容院、行ってよかった。

初めての抗がん剤治療。半年前後の長期入院となると、ややもすると落ち込みそうだが、準備をよくすることで不安を軽減し、気分を前向きにすることができたと思う。

 

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