どうなってんの? マントル細胞リンパ腫闘病記

2015年3月。脾臓の腫れから発覚した悪性リンパ腫。脾臓摘出・生検の結果、判明した病型はとりわけ手ごわいといわれ、 標準治療も定まっていないマントル細胞リンパ腫(MCL)だった…。 自覚症状のなさと医師のシビアすぎる診断とのギャップに頭の中はチンプンカンプン。いったい全体わたしの身体どうなってんの? MCLと闘う50代オバさんの記録です。

 

夜中のうがい

 

2015年7月31日(金)。1コース(R-high-CHOP)のday4。
朝起きると、吐き気やだるさはない。が、左手薬指と小指、それに舌下左側にかすかなしびれがある。朝食を食べると、軽い味覚障害も出てきたように感じた。しかしまだ気のせい、と思える程度だ。

点滴はソルデムA(輸液)のみ。プレドニン20錠を朝と昼半分づつ飲む。本日の予定はこれだけだ。あとはシャワーを浴びてのんびりするだけ。ヒャッホーイ。

担当の看護師さんが口内炎にならないようにと、口腔ケアについて色々教えてくれた。歯磨きは朝起きぬけが一番大事。あとは毎食後。そして、夜中トイレに行くタイミングでうがいをすると良いですよ、とのこと。うがいが効くの?

調べてみると、これは意外と効果がありそうだ。体の中を巡った抗がん薬が唾液中にしみだして口の中に溜まってくるらしく、放っておくと粘膜に影響を及ぼして口内炎になることがあるらしい。唾液にしみ出てくる抗がん薬をできるだけ薄めたり、吐き出すこと、回数多くうがいをすることが大切とのこと。
現在輸液が入っていてトイレ頻回なので、その度にうがいをするのも面倒だけど。他になんのノルマがあるわけじゃなし、やってみるか。

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歯ブラシはここ数年使っているタフト24。入院用に持ってきた一番柔らかいESS(エクストラ・スーパーソフト)を使っている。毛束の密度が高く、すごく良く磨けるがヘタりやすい。一日4回使うと、2週間でダメになる。SS(スーパーソフト)で良かったかも。

歯磨きやうがいは口内炎予防のためだと思っていたが、それだけではないらしい。これもがんのポータルサイトで見つけた情報だが、白血球がダメージを受けて免疫力が低下すると、口腔内の細菌由来の感染で肺炎になることもあるらしい。それはマズい。先々自家移植の予定もあるので、ここはいっちょ気合を入れてセルフケアに努めるとしよう。


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