どうなってんの? マントル細胞リンパ腫闘病記

2015年3月。脾臓の腫れから発覚した悪性リンパ腫。脾臓摘出・生検の結果、判明した病型はとりわけ手ごわいといわれ、 標準治療も定まっていないマントル細胞リンパ腫(MCL)だった…。 自覚症状のなさと医師のシビアすぎる診断とのギャップに頭の中はチンプンカンプン。いったい全体わたしの身体どうなってんの? MCLと闘う50代オバさんの記録です。

 

ケモブレイン?


前回書こうと思っていたのに忘れていた件。

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わたしが以前乗っていた車はマークⅡだった。と思っていたのだが、廃車の書類を見たら「チェイサー」と書いてあってビックリした(マークⅡとチェイサーは兄弟車)。死ぬまで違う名前で呼ばれるなんて、かわいそうに。美しい野生、チェイサー!(誰も知らんか…)ちなみに、チェイサーの前はローレルですがわたしはヤンキーじゃないのでそこんとこ夜露死苦!(どちらも父のお下がり車です)

そういえば、仮面ライダーにもチェイサーっているらしい。どうでもいいか。

2015年8月19日(水)2コース(CHASER) の day2。
レジメンによると、この日は休薬日。しかしリツキサン後の予備日で何も問題ないので、一日繰り上がりで本日よりエトポシドとエンドキサンの投与となった。注入時間はエトポシド2時間、エンドキサン2.5時間。
エトポシドは初めてなので具合が悪くならないかちょっと不安だったが、結局なんともなかった。エンドキサン後はちょっと悪心が出そうな予感がしたので、プリンペランをもらって飲んだら具合は悪くならなかった。セーフ!
 

f:id:ABOBA:20190807021052g:plain毎日来てくれる薬剤師のT村さんに
「わたしはもともと乗り物酔いしやすいんだけど、酔い止めのアネロンニスキャップを飲むと、荒れた海の船上でお握り食べながら釣りができます」と言うと、
「アネロンに成分が似た薬もありますよ。必要だったら言ってくださいね」とのことだった。今のところ大丈夫だが心強い。

しかし、問題は血糖値だ。夕食前に測定したらなんと380!二日続けてデキサメタゾンを入れたら爆上がりである。さらにあと二日入れる予定なんだけど。アイタタタ…
ともかくインシュリンを打ちまくるしかない。

2015年8月20日(木)2コース(CHASER) の day3。

f:id:ABOBA:20190807015101g:plainこの日と翌日のday4はエトポシド2時間、キロサイド3時間投与。キロサイドはお初なので、これまたちょっと緊張する。投与後、悪心や嘔吐、心臓の異常などはなかったが、ちょっと謎な経験をした。会話の中に少し複雑な言い回し「楽しくないこともない(楽しい)」「ないわけではない(ある)」などがあると瞬時に理解できない。細かい暗算にも時間がかかる感じ。これがケモブレインというやつだろうか。症状は一時的で一晩寝れば翌朝にはなんともなかったが、毎コース、キロサイド投与後にこの症状は現れた。

さて、この夕方。副担当医のT先生が幹細胞採取の予定について説明してくれた。検討の結果、2回目のCHASER(3コース目)の途中で採取、ということになったらしい。おそらくday15~18のあたり。先日のO先生の話では1コースで部分奏功とのことだったので、もう少し治療を進めて、できる限り腫瘍細胞を無くしてから採取、ということだろう。これに関してはドクター陣にお任せするしかない。無事に採取できると良いのだが。

 

 

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